探検ファクトリー 耐熱ガラスの革新と持続可能性: HARIOの100年物語
HARIOの旅路: 創業から現代まで
1921年の創業以来、HARIOは「HARIO Glass®︎」と呼ばれる耐熱ガラスの企画、製造、そして販売を通じて、家庭に彩りと便利さを提供し続けてきました。創業当初、HARIOは理化学品の製造・販売からスタートし、1948年にはその知見を活かして耐熱ガラスを用いたコーヒーサイフォンの製造に着手しました。これが、家庭用品市場への進出の第一歩でした。それ以降、HARIOは様々な素材を駆使し、幅広い商品展開を行っています。自動車用照明レンズを始めとする工業用ガラス分野への進出も、その一例です。
HARIOの哲学: 王者の耐熱ガラス
HARIOという名前は「玻璃王(はりおう)」、つまりガラスの王様から来ています。この名にふさわしく、HARIOは100年にわたる耐熱ガラスの技術を次世代にも伝えていくことを目指しています。HARIOが提供する製品は、日々の生活を豊かにするだけでなく、夢のある製品であることを心掛けています。
HARIO Glass®︎: 安心と品質の証
HARIO Glass®︎は100%天然鉱物から作られる耐熱ガラスであり、熱や酸に強く、電子レンジでも使用可能な優れた素材です。製造過程で発生する泡を除去するための「泡切り剤」としても、100%「天然塩」を使用しています。重金属を一切使用せず、無鉛インクを使った印刷を行うなど、安全性と環境への配慮を常に念頭に置いています。
環境への取り組み
HARIOの耐熱ガラス製品は、1972年から「煙突のない工場」で生産されています。これは、電気を用いてガラス原料を溶かす、HARIO独自の技術開発によるものです。また、製品の安全性と環境保全を徹底しており、電子レンジで加熱しても環境ホルモンが出ない素材のみを使用しています。
耐熱ガラスの秘密
耐熱ガラスが熱に強い理由は、その膨張率の低さにあります。通常のガラスと比べて熱による膨張が少ないため、熱湯を注いでも内側の面だけが膨張し、外側の面は膨張しないことから、割れにくい性質を持っています。
HARIO Glass®︎の魅力
HARIOの耐熱ガラスは透明で、臭いや汚れが付きにくく、空気やガス、液体を通さない衛生的な素材です。100%天然物質であり、安いものから高級品まで様々な製品に使用されています。
持続可能な未来への貢献
HARIOは、耐熱ガラス「HARIO Glass®︎」の原料である【珪砂(けいしゃ)・硼砂(ほうしゃ)・硼酸(ほうさん)・アルミナ】を精製した天然の鉱物を使用しています。これにより、環境への影響を最小限に抑えながら、耐久性と機能性を兼ね備えた製品を提供しています。
HARIOは今後も「お気に入りの一品」を提供し続けるために、技術革新と環境への配慮を重視したモノづくりを行っていきます。100年の歴史を持つHARIOの耐熱ガラス技術は、これからも多くの人々の生活に彩りと便利さをもたらすでしょう。
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