がっちりマンデー！！東京ビッグサイトの展示会で発見！未来の儲かる原石第8弾
令和５年8月6日放送 TBS
進藤晶子 加藤浩次 ダンディ坂野 森永卓郎
世界最薄の和紙「ひだか和紙」の魅力に迫る
「第31回 インテリアライフスタイル2023」での驚きの発見！会場にはさまざまなデザイン性に優れた小物や雑貨が展示され、心躍る空間が広がっています。
しかし、その中でも特に注目を浴びているのが「ひだか和紙」です。
コウゾの繊維を使い、厚さ0.02mm・重さ1.6g/m²という驚異的な薄さを実現した和紙です。
主に美術館などの文化財の保存修復に使われており、劣化してしまった古い書物や仏像を優しく保護しています。
その多機能さと美しさに、訪れた人々も魅了されていました。
技術の奇跡！厚さ0.02mmの和紙を作り上げる工程
この驚きの薄さを実現するためには、細心の注意と技術が必要です。
鎭西社長によると、コウゾの繊維の直径はわずか0.02mm。
それをすべて揃えるために、彼は手の感覚だけを頼りに作業を進めています。
そして綺麗な仕上がりにするため、コウゾ繊維の中の細かいゴミまで丁寧に取り除くのです。
厚さ0.02mmの和紙を手漉きすると、とても繊細すぎて破れてしまうため、機械を使って漉いています。
その後、ゆっくりと加熱された和紙が完成します。
まさに技術の奇跡がこの薄さを生み出しているのです。
新たな可能性！厚さ0.02mmの和紙の使い道
この薄さの和紙は、美術館の保存修復だけでなく、さまざまな新たな使い道も期待されています。
実験として、鎭西社長はこの和紙に毛筆で文字を書く試みを行っています。
もし成功すれば、厚さ0.02mmの和紙は書道やアートの世界でも大いに活躍することでしょう。
また、その驚きの薄さを活かしたデザイン性の高い小物や雑貨の開発も期待されています。
どんな可能性が秘められているのか、これからの展開に注目です。
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