情熱大陸
2015年3月15日放送 TBS
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アニメーション監督 堤大介の野球人生とアカデミー賞ノミネート
アニメーション監督の堤大介さんは、今年の第87回アカデミー賞でノミネートされた作品「ダム・キーパー」で注目を集めました。
しかし、堤さんの人生はアニメーションに携わる以前からスタートしています。
高校時代には野球に没頭し、単身渡米して油絵を学び、その後アニメーション業界で頭角を現していったのです。
このような異なる経験を持つ堤さんだからこそ、彼の作品には独自の視点と感性が宿っているのかもしれません。
野球の世界で培われた思いやりや努力は、彼のアニメーション作品にも表れているのかもしれませんね。
自身のアニメーション製作会社を立ち上げた理由
堤大介さんは、アニメーション監督としての経験を積んだ後、自身のアニメーション製作会社を立ち上げています。
彼が拠点とするアメリカ・バークレーでは、毎朝立ち寄る喫茶店でコーヒーを注文してから仕事に向かう日々を送っています。
自ら手掛ける作品をPCに向かって制作している姿は、彼の情熱と才能を感じさせます。
絵によって作品を探っていく彼の手法には、独自の視点があります。
彼の作品には、文字ではなく絵によって伝えられる感情やストーリーが秘められているのかもしれません。
仲間とともに夢を追いかけるアニメーション監督
堤大介さんは、共同監督として仲間とともに作品を作り上げることもあります。
彼がピクサーアニメーションスタジオで美術監督として関わった作品や、共同監督として手がけた「ダム・キーパー」は、その手法と表現力が注目を浴びました。
そして、第87回アカデミー賞の授賞式では、「ダム・キーパー」がノミネートされ、堤さんは様々な取材やスピーチの練習に追われる日々を送っていました。
彼にとっては、ただアカデミー賞にノミネートされるだけでも信じられない光栄なことだったのかもしれません。