情熱大陸ミニチュアアーティスト/Mozu▽コンセント横は『こびと』の世界!?
2022年4月3日放送 TBS
-
「ミニチュアアーティスト_Mozu」の作品づくりには、夢と情熱が溢れています。
彼の自宅兼工房で、小さな机の上に作品が誕生します。
ストローをカットしてプラスチックと組み合わせるなど、細かなディテールにこだわりながら、飲食店のボトルや牛丼屋など、身近な空間を再現します。
Mozuにとって、頭の中のイメージが現実になった瞬間は、最高に幸せな瞬間なのです。
彼をサポートする中村さんは、デザイナーとしてポップや設計図などを手がけます。
ミニチュアの店づくりは、工務店のような緻密さを持って進められます。
実際の店舗を訪れて採寸し、設計図を作成し、紙で模型を作ります。
そして、店舗の細部へのこだわりを実現するため、ボタンを使って椅子を作ったり、靴の台座の塗装を考えるなど、細かな作業が彼のこだわりの現れとなります。
作業の中で、ハムスターのモカちゃんが癒しの存在となっているとのことですが、時にはアイデアに行き詰まることもあるようです。
そんな時には散歩に出かけたり、町を巡ることで創作意欲を刺激する方法を見つけるようです。
Mozuは1998年に東京で生まれ、小さい頃から絵を描くことが好きでした。
父親の影響もあり、授業中にもノートにだまし絵を描き楽しんでいたそうです。
そして、ミニチュア作りに目覚め、アニメーション制作にも挑戦し、コンテストでの最優秀新人賞を受賞しました。
Mozuが作り上げた牛丼屋は、忘れ物のビニール傘など、細部にもこだわりが感じられる作品です。
彼の世界観は、客がいなくても作品自体が存在感を放っているように感じます。
細かなパーツを組み合わせ、時間をかけてついに完成させた牛丼屋は、彼の情熱と努力の結晶です。