9月9日は救急の日!延岡市の取り組み
地元の大切なイベント、救急の日とは
毎年9月9日は「救急の日」として、いざという時に備えて救急活動への理解を深める日です。
今年は延岡市で、救急車の正しい利用を促進するための特別なイベントが行われました。
このイベントは、多くの市民にとって重要な機会となり、救急医療の理解を深める良いチャンスです!特に、普段あまり意識しない救急車の利用について考える良いきっかけになりました。
一日救急隊長の委嘱式
イベントの冒頭では、延岡市消防本部で一日救急隊長の委嘱式が行われました。
今年の一日救急隊長は延岡看護専門学校の1年生、小野純怜さんです。
小野さんは、新しい役割に少し緊張しつつも、街の人々に救急活動の大切さを伝える使命感に満ち溢れていました。
手渡された委嘱状とタスキは、単なる名誉ではなく、地域の人々に向けたメッセージを背負っているんだなと、胸が熱くなります。
市民とのふれあい
委嘱式の後、小野さんは市内のショッピングセンターでパンフレットを配り、買い物客とふれあいながら救急活動への理解と協力を呼びかけました。
「簡単に救急車を利用するのではなく、正しく利用できるようにお声かけをしたい」との言葉には、彼女の情熱がたっぷり込められていました。
街の中でのこの直接的なコミュニケーションは、皆が救急サービスを理解しやすくするための大切なステップです。
緊急性の高い利用とは?
実際、延岡市消防本部が発表したデータによると、昨年1年間で119番通報が1万1284件あったそうですが、そのうちの約2963件は緊急性がないものだったとのこと。
これは実に驚くべき数字です!何気なくかけてしまう119番ですが、本来必要な時にしっかり利用されることが、救急サービスを支える大きな一歩になります。
このような情報を知ることで、いざという時の行動が変わるかもしれません。
地域みんなで考える救急活動
また、このイベントは単なる啓発活動だけでなく、地域の人々が一緒に考え、ディスカッションする機会でもありました。
小野さんが市民と接する中で、救急サービスに対する不安や早急な対応が求められる状況について、意見を交わす場面も見受けられました。
こうした活動を通じて、地域の絆が深まり、みんなでいざという時に備えようという意識が高まります。
毎年恒例のイベントとして、今後も続いてほしいですね。
まとめ
今回の救急の日イベントは、延岡市の住民にとって意義深いものでした。
小野純怜さんの積極的な活動は、多くの人々にインスピレーションを与え、救急活動の重要性を思い出させてくれました。
正しい知識と理解を持つことで、私たちはより効果的に地域の安全を守ることができるのです。
このようなイベントを通じて、お互いに学び合い、協力し合う文化が育まれることを願っています。