情熱大陸 コント師/ジャルジャル▽唯一無二の笑い!その源流にどこまで迫れるか?
2022年11月20日放送 TBS
このテレビ番組の取材は7月から始まり、ジャルジャルというコント師の活動に密着したものです。
彼らはテレビでの露出が減ってきた代わりに、YouTubeチャンネルに年間700本以上のコントをアップしていることが明かされました。
そして、取材が行われたその日だけでも50本近いオリジナルネタを収録したそうです。
彼らはボケとツッコミの役割を臨機応変に変えながらコントを演じており、そのコンビネーションはまるで阿吽の呼吸のようだと言われています。
福徳秀介さんはマラソンが趣味で、アスリート顔負けの肉体を持っているそうです。
後藤淳平さんは野球経験はないものの、素振りをすることが趣味だそうです。
8月には二人はスコットランドでコメディ演劇の祭典に出演し、一ヶ月間にわたって23回の公演をこなしました。
驚いたことに、観客や街の人からお題をもらい、全く関連のない二つのお題から即興でコントを披露したそうです。
また、2006年以来久しぶりの集客のためにビラ配りまで行ったそうです。
海外公演は初めてではないようですが、その間に571本ものネタを作ったとのことで、帰国後は多忙なスケジュールが待っていました。
移動中は口を利かず、舞台では息がぴったりと合うといいます。
そして舞台の後は食事をすることもないそうです。
二人の出会いは高校のラグビー部であり、その頃から既にネタ作りをしていたそうです。
稀に舞い込むピンの仕事では、後藤さんは山梨で武田信玄に扮して信玄公祭りを盛り上げた経験があるようです。
後藤さんは福徳さんに対してプロの芸人という感じがすると話し、福徳さんは後藤さんとの相性が抜群だと話しています。
ジャルジャルは結成してまもなく20年になります。
福徳さんにもピンの仕事がありますが、コント以外のテレビ出演は芸人らしさを求められないものに限っているそうです。
そして、彼らがこよなく愛する単独ライブが迫っていましたが、ネタ作りの取材はしないとのことです。
後藤さんはこの先どんな芸人になっていくのかは分からないが、二人でネタができる環境があれば幸せだと話しています。
11月にはジャルジャルの単独ライブが開催され、150本のネタから20本近くが厳選されて本番に臨まれたそうです。
お客の反応を見ながらさらにネタを磨いていくことが大事だと語られています。
そして、ネタは永遠に完成することはないそうです。
最後のリクエストとして、テレビ番組がジャルジャルに「情熱大陸」をキーワードにしたコントの作成を依頼しました。
今後の彼らの活躍に期待が高まります。