岩手看護専門学校の戴帽式が感動の中で行われる
創立127年の歴史を感じて
2024年で創立127年を迎える岩手看護専門学校で、10月11日に壇上に立つ生徒たちの姿をご覧になりましたか?盛岡市のこの専門学校では、戴帽式が行われ、1年生の27名が新たなステージへ踏み出す瞬間を迎えました。
この伝統的な儀式は、医療の現場で働く者としての責任感をより一層強くする大切な時となるのです。
歴史の重みと期待が入り混じる中、彼らの未来に思いを馳せてしまいます。
ナースキャップの授与とその意味
戴帽式では、生徒たち一人一人にナースキャップが授けられました。
このナースキャップは、衛生面から医療現場での使用が減少しているとはいえ、看護の道を志す者にとって格別な意味を持っています。
授与の際には、彼らの背筋がピンと伸び、誇らしげな表情が印象的でした。
「これから臨床の現場に出た際に、患者さん一人一人に合わせた看護ができるように努力し続けたい」と語る平子陽さんの言葉には、彼女の決意と情熱があふれていました。
ナイチンゲール誓詞の重要性
式典の中で、生徒たちはナイチンゲール誓詞を唱えました。
「わが生涯を清く過ごし 我が任務を忠実に尽くさんことを」というこの誓いは、看護師としての生きざまを象徴するもの。
医療現場では多くの患者と向き合うことになりますが、この誓いを胸に刻むことで、彼らは自らの使命感を新たにし、責任ある職業人として成長していくことでしょう。
大切な瞬間を共有した同級生たちが互いに支え合う姿も印象的でした。
未来に向かう第一歩
生徒たちは、この戴帽式を終えた後、2025年度から本格的な病院実習に入ります。
実習では様々な現場で経験を積むことが求められますが、彼らがこの戴帽式で培った決意が、実習を成功に導く大きな糧となることを願うばかりです。
将来、私たちのために働く看護師として彼らが成長していく姿を見守るのが楽しみです。
地域と共に成長する看護師たち
岩手看護専門学校は、地域に密着した教育を通じて、地域社会に貢献する看護師の育成を目指しています。
生徒たちが医療現場で活躍する姿は、地域の人々にとっても大きな勇気となるでしょう。
この戴帽式を通じて、彼らの成長と共に地域が盛り上がる様子は、何度でも見たい光景です。
これからの彼らの活躍に期待が膨らみます。