情熱大陸 俳優／柄本明▽“人間”を演じること…オファーが絶えない73歳の今
2021年11月21日放送 TBS
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柄本明は、日本の俳優であり、劇団東京乾電池の座長兼演出家です。
彼は非常に近寄り難く、取材を受ける際にも仕事が嫌だと平然と語ることがあります。
劇団東京乾電池は45年の歴史を持つ劇団であり、柄本は旗揚げメンバーの中心人物です。
彼は新たな振付が思いつけば即座に指導し、自分たちの芝居には他とは違う面白さがあると信じています。
しかし、2回目の公演では芝居の出来に納得がいかず、劇団員たちに遅くなり、柔らかくなってしまっていることを伝えました。
柄本明は1948年生まれで、映画や芝居が好きな両親のもとで育ちました。
彼は高校卒業後に商社に勤めましたが、演劇の魅力に惹かれて2年で退社し、28歳の時に劇団東京乾電池を結成しました。
彼は映画やドラマでも活躍し、独自の立ち位置で高く評価されています。
この日、柄本は大分県佐伯市での舞台公演のため訪れていました。
本番のステージを確認した後、彼は散策に出かけました。
舞台のリハーサルでは冗談を言いながら演技し、劇団員との偲ぶ会では昔からの役者仲間と映画の話で盛り上がりました。
撮影の待ち時間には、どんな仕事でも命をかけていると語り、自身の仕事を謙虚に考えていることを明かしました。
柄本は主演舞台の稽古にも熱心に取り組んでおり、セリフがまだ入っていなくても繰り返し稽古をする意気込みを持っています。
彼の姿勢は非常に厳格であり、自身の流儀に従って口に合わないことは決して言いません。
柄本明は、個性的な俳優であり、劇団東京乾電池の座長として長年活躍してきました。
彼の演技や指導のスタイルは独特であり、常に自己批判をして自身の芝居の質を高めようと努力しています。
彼の真髄に迫るには、彼の作品やインタビューを通して彼自身の言葉や行動をじっくりと観察する必要があるでしょう。
