第35回高専プロコンが奈良で開催!松江高専が悲願の初優勝
高専プロコンとは?
全国の高等専門学校学生が競い合う「全国高等専門学校プログラミングコンテスト」、略して高専プロコン。
この大会は、学生たちのプログラミング力と創造力を試す素晴らしいイベントです。
2023年10月19日・20日に奈良市の「なら100年会館」で開催され、各地から集まった参加者たちが熱い戦いを繰り広げました。
大会のテーマは「まほろばの地で古都ロジー開花」。
奈良という歴史ある地で、新たなロジックが花開く瞬間が見られました。
競技部門の熱戦に感動!松江高専の神業
競技部門では、松江工業高等専門学校のチーム「回鍋肉」が見事初優勝を果たしました!実は松江高専はこれまで何度も惜しいところまで行きながら優勝を逃してきた歴史がありました。
そのため、今回の優勝は彼らにとっての悲願でした。
準決勝では、他チームを大きく引き離す3394手で1位通過を果たし、決勝戦では1万2180手を記録。
圧倒的な力を見せつけて、ついに頂点に立った瞬間は、見る者の心を掴んで離しませんでした。
課題部門最優秀賞は鳥羽商船高専の力作!
また、課題部門では鳥羽商船高等専門学校が「Triplean - インバウンド対応・清掃支援システム -」で最優秀賞を獲得しました。
このシステムは、観光客が快適に過ごせるよう、公共トイレやゴミ箱を効率的に管理する機能を持っています。
具体的には、施設検索アプリでトイレ情報を提供し、地域住民から清掃員を募集できる機能も搭載。
環境問題に取り組む姿勢が評価され、実用的なビジネスモデルを想定した点が特に素晴らしいと感じました。
新しい体験を提供する自由部門!
そして自由部門では、香川高等専門学校 詫間キャンパスの「uni」が最優秀賞に輝きました。
この作品は、映像や風、音を通じて他のユーザーとの共感を呼び起こす素晴らしい体験を提供します。
言葉や説明が不要なため、誰もが直感的に楽しめるインタラクティブな仕様となっています。
特に、参加者が蝶をタッチすることで花が咲くというシステムは、驚きと発見の連続で、多くの人々の心を掴んでいました。
未来への期待と希望の一戦
今回の高専プロコンは、技術の進歩や学生たちの創造性が如何に素晴らしいかを再確認させるものでした。
地域の特色を活かしたテーマ設定や、各チームの意欲的な取り組みから、今後の未来が非常に楽しみになります。
次回の高専プロコンは松江高専の主管校としての開催が決定しており、彼らがどんな新しい挑戦を見せるのか、ワクワクが止まりません!学生たちの情熱と創意工夫が、さらに多くの人々を感動させることを期待しています。