鹿児島の魅力を外国人留学生に伝える職場見学ツアー
新たな視点で鹿児島の魅力を発見!
最近、鹿児島市が外国人留学生向けに職場見学ツアーを催しました。
思わずワクワクしてしまうような取り組みです!このツアーには市内の大学や専門学校に通う留学生たちが参加し、鹿児島サンロイヤルホテルを訪れました。
最上階のラウンジや宴会場、さらには神前式の式場まで見学し、留学生たちはその美しさに驚きを隠せなかったようです。
鹿児島の自然と歴史に根ざしたこのホテルの魅力を肌で感じる機会は、まさに貴重な体験です。
リアルな価格に興味津々!
特に印象的だったのは、留学生たちがロイヤルスイートルームの宿泊料金を尋ねる場面。
彼らの「17万ぐらい」「20万?」という素朴な反応には、思わず微笑んでしまいました。
ホテルの担当者が「23万円」と答えると、そのリアルな数字に留学生たちの目がキラリと輝いたのが印象的でした。
鹿児島のホスピタリティだけでなく、価格に対する驚きもまた、彼らにとってこの街を魅力的に感じる要因となりそうです。
鹿児島での生活の魅力に迫る!
ツアーの交流会では、留学生たちが積極的に質問を投げかけ、和やかな雰囲気が漂っていました。
「何年ぐらい鹿児島に住みますか?」という質問に対し、ネパール出身の従業員は「最初は15年続けて帰るつもりでしたが、今仕事が出来るようになって楽しく人間関係も良く、(母国に)帰りたいとは考えていない」と答えました。
この言葉から、鹿児島の人々がもたらす温かさが伝わってきます。
真摯に働き続けた結果、心地よい環境を築けたことは、留学生たちの心にも響いたことでしょう。
「食」と「人」の素晴らしさを感じる場所
ベトナム出身の留学生は「桜島本当にいい眺めだった。
できたらここで就職したい」と素直な感想を述べ、台北出身の留学生も「台北の空気はちょっと忙しいけど、鹿児島の空気は人も優しくご飯も美味しい」と語りました。
鹿児島の自然の美しさ、人の温かさ、そして美味しい料理は、訪れる誰もが心を掴まれる要素です。
留学生たちがこのような素晴らしい経験をすることで、卒業後も鹿児島に残りたいという気持ちが芽生えるのは、とても自然なことです。
鹿児島の未来を創るために
鹿児島市は、アジアからの留学生を活用する推進を掲げていますが、実際には卒業後に市内で就職する留学生は1割にも満たないという調査結果もあります。
そのため、鹿児島の魅力を知り、就職へとつなげるための取り組みが進められています。
優秀な人材がここに来ているのだから、その力を最大限に活かすための一歩として、この職場見学ツアーはとても意義深いものと言えるでしょう。