子育ての新しい視点「引き算」とは?
子育てにおける不安やプレッシャー、私たち親の心に溜まった小さなストレス…。
時にそれは大きな山のように感じられますよね。
特に、子どもに良い影響を与えようと「習い事」や「知育」など、さまざまなことを詰め込みすぎる傾向があります。
ここで提案したいのが『子育ての引き算』という考え方です。
この言葉を聞いて、どんなイメージを持たれましたか?
モンテッソーリ教育からの学び
モンテッソーリ教育を行うあきえさんは、1万人以上の悩みを聞き続けてきた経験から、数々の気づきを得ています。
“詰め込みすぎ”は、子どもだけでなく、親自身にも負担をかけてしまいます。
子育ては一生懸命になるほど、かえって自信を失うことも多いのです。
そのため、引き算することが大切。
つまり、必須なものと不要なものを見極め、自分たちが本当に大事にしたいことに目を向けることが重要なのです。
親の影響を受けた子どもたち
実際、「子育てに自信がもてない」と感じている親は多いのです。
彼らの声を聞く中で、情報の海に溺れそうになり、何が本当に良いのか分からなくなることも多いでしょう。
あきえさんはそんな親たちに、「周囲の意見に惑わされず、あなた自身がどうしたいかを考えてみて」とアドバイスしています。
これには、親自身が自信を持つことが大切で、その自信は子どもにも必ず伝わります。
質問を通して考える子育ての道
ここで、ふと思い出してほしいのが「登山」の例です。
あなたが大きな山に挑むときを想像してみると、自然と準備に心を砕くことでしょう。
時間や持ち物、ルートなど、山を登るための準備で頭が一杯になります。
このように、子育ても同じように事前に考えるべきことがたくさんあります。
しかし、その中でも優先順位をつけることが、引き算の一歩と言えるのです。
まとめ: 自分自身と子どもを見つめ直す
こうして、子育ての引き算がもたらす新しい視点や価値を感じることができたでしょうか。
目指すべきは、子どもと共に成長していくこと。
余分なものを取り去り、本当に大切なことに焦点を当てることで、親も子どもも自立した存在になれるはずです。
子育ての道は険しいかもしれませんが、共に支え合いながら、少しずつ進んでいきましょう。