静岡県飛龍高校にOBらがカブを寄贈
新たなモビリティ教育の始まり
静岡県伊豆北部に位置する飛龍高校、自動車工業科に嬉しいお知らせが舞い込んできました!地域クラブ「原動機研究部」がなんとホンダのスーパーカブ50とトヨタ車体のコムスを寄贈したのです。
このサプライズプレゼントの背景には、自動車整備士資格検定の改正があるそう。
高校生にとって、バイクやクルマを身近に感じる事ができる絶好のチャンスですね!
整備士資格の新たな展開
2022年5月に発表された整備士資格の改正内容が、高校生たちの未来に大きな影響を与えることが期待されています!従来、三級自動車整備士資格は油種ごとに分かれていましたが、なんと2027年からはすべてが総合的に統合され、二輪も含まれることに。
この変更により、飛龍高校の自動車工業科の生徒たちは、新たなカリキュラムを受けているのです。
寄贈されたバイクの重要性
寄贈されたスーパーカブ50は、ただのバイクではありません!整備士を目指す生徒たちにとって、このバイクは貴重な教材となり、実習で身に着けた知識を実際に活かすことができる機会を提供してくれます。
特に、整備士を目指す彼らにとって、実際にバイクに触れることは、自動車業界において非常に重要なスキルを高める手助けとなるでしょう。
地域のつながりと未来への期待
この寄贈式には、普通の寄贈式では見られない「地域への感謝」が感じられました。
飛龍高校のOBとして活動する田中海豊さんから、「スーパーカブをしっかり活用して、整備士試験でも役立ててほしい」との思いが伝えられました。
また、岩田徹也県議会議員も参加し、生徒たちへの応援メッセージを送る姿が印象的でした。
こうした地域の支援が、次世代の整備士たちの育成につながると信じています。
整備士不足の問題に立ち向かう未来のヒーローたち
整備士不足が深刻化する現在、若い世代に対する教育の重要性はますます高まります。
特に二輪業界では、新たに整備士の資格に二輪の知識が加わることで、これからの整備士たちがより幅広いスキルを持つことが期待されます。
今回の寄贈を機に、生徒たちがバイクの魅力を学び、そして好きになってくれることを切に願います!未来の整備士たちの活躍が楽しみですね。