若者が投票したくなるキャッチコピー講座の成果
若者の投票率向上を目指して
高知市の龍馬デザイン・ビューティ専門学校で開催された「若者が投票したくなるキャッチコピー講座」は、若者の投票率を向上させるための素晴らしい取り組みでした。
この講座は、衆議院選挙を控えたタイミングで、県選挙管理委員会によって企画されたもので、未来を担う若者たちのアイデアがどのように表現されるのか、とても楽しみでした。
実際に受講した学生たちは、広告デザインを学ぶグラフィックデザイン科の1・2年生約60人ということで、若い感性がどのように形になるのか、心躍る瞬間でした。
クリエイティブなキャッチコピーの誕生
学生たちは、約40分の短い時間の中で自分たちのアイデアを形にすべく、真剣にキャッチコピーを制作しました。
前回の衆院選では18歳・19歳の投票率がわずか37・22%というデータがある中、彼らの想像力が活躍する場面となりました。
特に「投票を送ろう。
」や「投票箱がハラペコやって。
」などの作品は、今のSNS時代を反映したユニークなアイデアで、聞いただけでも思わずニヤリとしてしまいますね!どうしても投票に行くことに対して消極的になってしまう世代だからこそ、こうした斬新なアプローチが求められているんですね。
最優秀賞の発表とその思い
そして、最優秀賞に輝いた笹岡穂乃香さんの「その一票、”ちりつも”です。
」は本当に素晴らしい作品でした。
彼女の言葉が心に響きます。
「自分が一票入れたところで無駄なんじゃないか」という思いを持っている人が多い中で、彼女はその考えを打破すべく、投票が積み重なることで大きな力になることを伝えようとしています。
この一言には、どこか温かさと力強さが感じられ、まさに「ちりつも」の精神を感じますね。
今後の展望と期待
入賞した作品は県選挙管理委員会のSNSや特設サイトに掲載される予定で、これは若者たちの声を社会に広める素晴らしいチャンスです。
キャッチコピーという形で投票への関心を高める試みは、新たな視点を提供しており、今後の選挙活動にも大いに期待が持てます。
若者が自らの意見を表現し、それが実際の行動につながる良い流れが生まれていくことを願っています。
投票の大切さを再認識しよう
この講座を通じて、多くの学生が「投票とは何か」ということを再認識し、自分たちの意見が社会を変えうる力を持っていることに気づいたのではないでしょうか。
これからの選挙シーズン、若者の声がどのように政治に反映されていくのか楽しみでなりません。
ぜひ、皆さんも自分の一票の大切さを実感し、投票所に足を運んでみてください。
出発点は小さくても、集まることで大きな変化をもたらすことができるのですから。