秋田高専の業界研究会に参加した学生たちの感想
未来を見据えた貴重な機会
2023年10月4日、秋田市のアルヴェで開催された「学生のための業界研究会」には、県内外から89の企業が集結しました。
この催しは、秋田高専の学生たちが自らの専門分野をどのように業界で生かせるのかを学ぶためのもので、約150人の3年生が参加しました。
就職活動を控えた学生たちにとっては、自分の将来を真剣に考える良い機会となりました。
私たちとしても、学生たちが真剣に未来を見つめる姿を見ると、何か応援したくなる気持ちになります。
企業の声を直接聞くことで得られる安心感
参加した学生たちは、企業担当者の話を聴きながら、各企業の雰囲気や仕事内容について具体的にイメージを持つことができました。
「生物系なので、学んでいることが生かせるような企業を見たい」と語った女子学生の目はキラキラしており、未来への期待感が伝わってきました。
また、別の女子学生は「自分の進みたい会社の雰囲気を知れるのは、就職活動において重要なポイントだと思います」と力強く述べ、同じ道を歩んだ先輩たちの意見がいかに貴重であるかを改めて実感しました。
先輩の声が学生たちの心に響く
特に印象的だったのは、秋田高専の卒業生が企業説明を行っている場面です。
学生たちは先輩の話を熱心に聞き、「進学か就職か悩んでいたけれど、就職もいいなと思えた」という男子学生の言葉からも、先輩たちの具体的な経験談が大きな刺激となったことが分かります。
自分と同じ道を歩んできた先輩からのアドバイスに、学生たちは一歩前に進む勇気をもらっているのです。
企業紹介の重要性
また、株式会社DSB情報システムの清水川航さんも参加されており、「自分もかつては緊張しながら企業説明を受けた立場だったので、学生たちの気持ちを理解し、支えてあげたい」と語りました。
こうした先輩の思いやりのある言葉が、参加者たちの背中を押していることに感動を覚えました。
企業側の担当者が自らの経験を通して、どのように学生たちをサポートできるかを考えている姿勢が、非常に心強いものでした。
次へのステップへ
この研究会を通じて学生たちは、自身の将来に対する具体的なイメージを膨らませ、進路を選択するための手助けを得ることができました。
その影響が今後の就職活動や進学にどのように役立つかを考えると、非常に期待が膨らみます。
学生たちがこの貴重な経験を活かし、一歩ずつ自分の理想の未来に向けて進んでいく姿が楽しみです!