吹奏楽部顧問の情熱と挑戦
異色のキャリアを持つ上髙原拓也氏
海老名市立海老名中学校で吹奏楽部を10年間指導してきた上髙原拓也氏。
そのキャリアは非常にユニークであり、元々は調理師専門学校に通い、料亭で修業を積んでいたそうです。
そんな異色の経歴を持つ彼が、なぜ部活動指導員から教員を目指したのか、非常に興味深いですね。
正規教員として17年目を迎えた彼の志や思いについて、ぜひ皆さんと共有したいと思います。
コロナ禍に見出したチャンス
上髙原氏が指導する吹奏楽部は、コロナ禍の影響を受けつつも、2021年には吹奏楽コンクール中学校A部門で全国大会に出場し、続いて2022年と2023年も東関東大会で金賞を受賞しました！彼は「千葉県の強豪校と練習量がそろったこと」が全国大会出場の要因と冷静に分析しています。
メンバーたちには、「こういう時にチャンスがあったりするよ」と伝え、生徒たちを勇気づけている姿が印象的です。
新しいガイドラインと向き合う
最近の部活動運営は、環境が大きく変わりつつあります。
文化庁から発表された「部活動ガイドライン」では、休養日を設けたり、活動時間を制限したりするなどの指針が示されています。
上髙原氏は「コロナ禍の厳しい練習時間制限が、むしろガイドラインをスムーズに受け入れるきっかけになった」と洞察しています。
新しいルールに対する理解を深め、生徒たちとの良好な関係を築く姿勢には、心から共感を覚えます。
情熱と愛情が育む音楽
「教員として部活指導がしたい」という強い志を持ち続けた上髙原氏。
彼の姿勢からは、生徒たちに対する深い愛情を感じます。
先のコロナ禍においても、練習時間が限られる中で生徒一人ひとりの成長を見守り続け、音楽を通じて彼らの可能性を広げていくことが、教育者としてのやりがいのひとつとおっしゃっています。
音楽が持つ力を信じ、その力を多くの生徒たちと共有する姿は、まるで光を灯すかのようですね。
これからの挑戦に向けて
最後に、上髙原氏の今後の挑戦について少し触れたいと思います。
教員としての経験を活かしつつ、さらなる成長を目指す彼は、新しい技術や教育方針を取り入れ、生徒たちに良い環境を提供していくつもりです。
そして、指導する立場としてだけでなく、生徒たちと共に音楽を作り上げ、一緒に感動する瞬間を大切にしている姿勢は、本当に素晴らしいものです。
彼のこれからの活躍が非常に楽しみですね！
