那覇市「とつぜんはじまる防災訓練」体験してみた
防災訓練の新しい取り組み
最近、那覇市では「とつぜんはじまる防災訓練」が実施されており、これがとても斬新で楽しそうです。
この訓練は、LINEを通して防災について学ぶことができるというもので、先月からスタートしたばかり。
私たちの日常生活に結びつくこうした取り組みに、ワクワク感を覚えました。
防災士の資格を取得した寺崎未来アナウンサーが実際に体験を通して、この訓練の魅力を伝えてくれました。
LINEで簡単に参加できる訓練
この訓練は本当に手軽です。
那覇市の公式LINEアカウントを登録し、防災メニューから「デジタル防災訓練」を選ぶだけで、誰でもどこでも参加できる仕組みになっています。
寺崎アナも、実際に波の上ビーチからスマートフォンを使って訓練を始めた様子が伝わってきました。
一見すると、遊び感覚でできるこの訓練ですが、実際の防災知識を身につけられるというのがポイントです。
ハザードマップを理解する重要性
訓練の過程では、那覇市のハザードマップ「なはMAP」が登場しました。
これを使うことで、土砂災害や津波、高潮、洪水などさまざまな災害ごとの想定図を視覚的に理解できるユーザーフレンドリーな設計になっています。
寺崎アナが「5m以上の津波が来ることが分かる」と説明していたように、自分の住んでいる地域のリスクを把握することは本当に大切です。
これにより、自分自身や家族を守るための行動が具体化できます。
防災訓練の重要性と市の思い
那覇市の防災危機管理課の担当者、源河北斗さんは「多くの市民に参加してもらいたい」との思いを語ります。
普段の生活の中で防災意識を高めることができるのは素晴らしいことです。
特に、最新の情報をLINEで受け取ることができるというのは、災害時に迅速に行動を起こすために非常に便益的です。
実際、訓練開始から2週間で1300人も登録者が増えたというのは、皆がこの取り組みに興味を持っている証拠ですね。
未来の防災意識を育む
那覇市のLINEアカウントの便利さに驚きました。
位置情報を用いて自分の周辺の避難所を教えてくれる機能もあり、これからの防災の形がここにあると感じました。
市外からも情報をシェアすることで、正しい情報が広がり、特に高齢者など情報にアクセスできない方々にも届くといいですね。
楽しく学びながら、確実に防災意識を育むこの取り組みは、今後も注目したいところです。