夏目葵さんの挑戦と保護犬ボランティア
ミスユニバーシティ2024への挑戦
今年のミスユニバーシティ2024に挑戦するのは、北海道医療大学の5年生、夏目葵さんです。
彼女は母が看護師という家庭で育ち、医療の現場に興味を持ちながら学んでいます。
夏目さんの挑戦は、ただの美しさを測るものではありません。
保護犬ボランティアという社会貢献活動を広めたいという思いも込められています。
彼女がこの大会に参加したのは、周囲の方からの声掛けがきっかけでしたが、その背景には彼女自身の熱い情熱があったのです。
保護犬ボランティアとの出会い
夏目さんがボランティアを始めたのはコロナ禍で犬の里親募集を目にしたときです。
彼女は幼い頃から犬を飼っていた経験があり、ペットロスを経験した後、実際にボランティア活動に踏み込むことを決意しました。
出発点は、野良犬や子犬たちが多くいる場所への訪問でした。
その光景は衝撃的で、彼女はただの里親になるだけではなく、保護犬の里親を募集する活動を始めることを決めました。
彼女の活動は始まってから3年半が経ち、これまでに70匹もの犬に新しい家族を見つけてきました。
その成長した犬たちから届く元気な写真に、彼女は「やって良かった」と心から感じています。
内面的な強みと挑戦
自分自身について語ってる夏目さんは、行動力があり、人前で緊張しないという強みを持っています。
しかし、時にはネガティブになりがちで、落ち込むこともあるそうです。
彼女はそんな気持ちに向き合う中で、相手のことを考える時間が多くなり、次第に自分のことを冷静に見つめ直すことができるようになったと言います。
挑戦は自分自身を変える鍵であり、彼女にとってその瞬間が一番楽しやすいと感じているようです。
ミスコンを通じての成長
ミスユニバーシティに挑戦することで、彼女はたくさんの友人たちとの出会いも得ました。
日々の試験と並行する中で、皆で励まし合い、切磋琢磨できる関係は、何事にも変えられない宝物となっています。
特にボディーメイクのための努力も怠らず、食事や栄養はもちろん、筋力トレーニングに取り組んでいます。
最初はヒールでのウォーキングが難しかったものの、少しずつ成長を実感していると語る彼女の姿には、挑戦の楽しさがあふれています。
未来へ向けた決意
夏目さんの将来の夢は、「患者に寄り添える薬剤師」とのこと。
医療の分野で、特に保護犬ボランティアを通じて得た人とのつながりやコミュニケーションスキルを活かし、寄り添う姿勢を大切にしたいと考えています。
ミスユニバーシティ2024という大きな舞台での挑戦も、彼女にとって新たなステップであり、今後の成長への貴重な経験になることでしょう。
全力で取り組む姿勢は、同世代の学生たちに大きな刺激を与えるはずです。