冨山小有季さんのTSALでの成長物語
TSAL、夢に向かう第一歩
『トライストーン・アクティングラボ(TSAL)』は、名だたる実力派俳優たちが所属するトライストーン・エンタテイメント直営の俳優養成所です。
ここで学ぶ受講生たちは、それぞれ異なる背景を持ちながら「本物の俳優」になるために真剣に芝居に取り組む熱い情熱を持っています。
そんな中で、特に注目を浴びているのが冨山小有季さん。
彼女は演技専門学校を卒業後、TSALに入所し、自らの成長を遂げてきました。
悩みと決意、そして出会い
冨山さんは、複数の事務所から声がかかるものの、「今の力では通用しない」と悩んでいたそうです。
そんな時、専門学校の教師から「TSALは本物の芝居をやっている」とのアドバイスがあり、彼女の運命は変わりました。
自分の夢を実現するためには、信頼できる場所で学ぶことが重要だと気づかされたそうです。
その結果、彼女は入所を決意し、今ではその選択が間違っていなかったと実感しています。
日常の中に宿るヒント
TSALでの3年間の学びの中で、冨山さんは「芝居のヒントは日常にある」と教わりました。
以前はヘッドホンを付けていることが多かった彼女も、試しにそれを外してみることで、周囲の人々の会話や街の雰囲気を感じ取れるようになりました。
その気づきが、彼女の表現力を高めるきっかけとなり、自分の中に新たな引き出しが増えていくことに気づいたのです。
実際、芝居に対する楽しみがぐんと広がったと語ります。
多様な経験とその活かし方
彼女のTSALでの学びは、実際の仕事においても力を発揮しています。
消費者庁の啓発ムービーで主演を務めた際、オーディションに臨むにあたり、TSALでのレッスンを思い出すことが多かったと言います。
短時間で役を理解し柔軟に表現するスキルは、彼女がオーディションを突破するための大きな助けとなりました。
こうした経験が、彼女自身の成長につながっているのです。
未来への夢と家族への感謝
冨山さんの演技への情熱は、中学生の頃に観た映画『さとうきび畑の唄』から芽生えました。
役者として人々の心を動かす素晴らしい仕事に魅了され、彼女もまた誰かに感動を与える作品に出演したいと強く願っています。
将来の夢は、そんな作品に出ることで家族に恩返しすること。
彼女の家族は彼女の夢を支え、いつも応援してくれる大切な存在だそうです。
この強い思いが彼女をさらに前進させる原動力になっているのです。